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高校生インターンシップ 2023
みなさまこんにちは!総務課の藤本です。
先週、和歌山工業高等学校の1年生8名がインターンシップに来てくれました!
実施日数は3日間で1,2日目は本社工場でハーネス課・組立課体験!
ハーネス課では、線切工程→圧着工程→加工工程→検査工程→出荷と
一連の流れを学んでいただいてから、現場実習の作業に取り組んでいただきました。
サーミスタという電気部品の加工作業に挑戦していただきました!
※サーミスタとは温度変化に対し抵抗値が大きく変化する半導体で
温度が高くなると電気が流れやすくなり、温度が低くなると電気が流れにくくなります。
サーミスタは、1つの機械にいくつも使用していて、それぞれに番号を付ける必要があります。
その識別のためにサーミスタの感熱棒の近くに識別チューブを固定するための作業として
チューブを通して結束バンドで固定する作業をしていただきました。
他にも、サーミスタをコネクタに取り付ける作業などもしていただきました。
チューブの種類、コネクタに取り付ける際の順番などに気を付け、
手順書を見ながら作業を進められていました!
組立課では、実際のラインの流れ作業の雰囲気を感じてもらうため、分担しての作業です。
作業内容は制御ボックスの検査と確認が主で、目視の確認や電気が通るかの検査などをしていただきました。
制御ボックスにはそれぞれ番号が振りあてられていて、本体とカバーがセットになっているので
手順書と照合し、それらが合うように気を付けながら作業に取り組まれていました!
現場実習が終わった後は、実習の中で気づいたことや楽しかった作業などを
話し合って、本社工場の実習の振り返りをしていただきました!
3日目は西浜工場で板金課・組立課体験!
板金課では曲げ加工・プレス加工を体験していただきました。
曲げ加工の体験では、最近導入した最新鋭機の必要なプログラムの
作成モニターを見ていただき、部材の曲げ加工を行っていただきました。
モニターで曲げ加工時の様子をシミュレーションが出来ることを知って、大変驚かれていました!
プレス加工の体験では、プレス機を操作し用意されていた材料を加工していただきました。
加工時大きな音が出るので、最初は恐る恐る作業されていましたが、
しばらくすると慣れた様子で作業されていました!
プレス機には、2重の安全装置がついているので、安全面はバッチリです!✨
組立課では、まず一台分の必要な部品をそろえる「品揃え」から、組立ラインに供給され、
ラインで数人の作業者によって組み立てるといった生産の流れを見学していただきました。
現場実習では、組立作業で実際に使用されている電動ドライバーを操作し、
訓練用の作業盤でねじ止めの体験をしていただきました。
最初は緊張していましたが、意外と簡単で正確にねじ止めできることを実感していただきました!
様々な種類の作業を経験していただいたので、
少しでも今後のお役に立てていいただければ幸いです!?
3日間お疲れさまでした!
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